2014年12月02日

ブラジルでプロ挑戦中の裕太郎、アキトシ、U18,17でチャンピオン!!

吉野裕太郎 コッパ・ナショナルU18で大活躍!!
COJBスクール、ジュニアユースを経て中学を卒業後にブラジルへ渡り3年目を迎えている。
(ジュベントス→ウニオンサンジョアン→エクススザーノ)

毎日練習と高校に欠かさず通う努力の男。特にスピードがある訳ではないが、COJBから徹底的に基礎技術と身体の使い方を習得しブラジルで頭角を現しつつある。身長も180cmを越えブラジルでは競争率が高いヴォランチを務める。毎日現地の高校に通っているだけあり、ポルトガル語は堪能。
プロ契約に期待がかかる。得意技は腿トラップ。 

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アキトシ  サンパウロ市リーグ優勝!!
湘南ベルマーレ→COJB→コチーア→ウニオンバルバレンセ→FCカロリーナ
ようやくブラジルのサッカーに慣れ頭角を現してきた17歳。この年代もとにかく、試合に出て個としての実績を積まないことには誰も視てくれない。ビッククラブで留学しても、試合に出られるチャンスは殆どない。
その中で、まずは順調な挑戦をしていると思う。最初はマイナークラブでスタメンを張ってビッククラブへの足掛かりを作る。今後が楽しみだ。

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蒔田泰広(ヘラクレス大磯→COJB→FCカロリーナ)16歳
所属クラブ推薦で名門パウメイラスのセレクションを受けている。2次審査はかつてcojbU14がパウメイラスと対戦したトレーニングセンター。非常に厳しい門でるが、現在の自分のレベル位置を確認することができている。合格したらあまりの快挙だ。


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posted by COJBブラジル部門 at 16:50| ブラジルサッカー事情 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月30日

『海外サッカー留学における長所と短所 中学卒で行く場合、高校卒で行く場合の違い』

中学を卒業してすぐに海外へサッカー留学するかそれとも高校を経てから行くか?
過去と比較すると大分、中学卒業して旅立つ若者が増えたことは事実。

中卒、高卒でも留学初年度は個人差はあるもののあまりさほど意識的には変わらない。

中卒の人はより若くして色々なことを異国で吸収できる利点や現代のサッカーの市場からするとより目を付けられやすいということもある。

また同じ中学卒の中でも強く掲げる目標がありその道を選択する人と高校で勉強がしたくないから都合よく留学を選ぶ人の意識の差は大きいともいえる。後者のケースでもやっている内に意識が変わればいいが、動機と同じであればそれは論外なことだ。嫌なものをただサッカーという道具を使ってエスケープするだけだからだ。要は単純に言ってしまえば楽をするということだ。本当は茨な道なのに。

しかし、一方、高卒の人は18歳にして留学後の近い現実的な将来こともおのずと考えなくてはならないことが出てくる。

一方、中卒の人はまだ先が長いと思い込みあまり現実的なことは考えない。考える必要性がないと考える人も多い。

サッカーはメインでその目標にやっているから大抵の人はそこに勿論焦点を置くが、もしサッカーで食えなかったら・・・ということはあまり考えない。

それは自分もそうではあったと思う。選手になれなかったら・・・などということは考えたくもない。

しかし、サッカーに磨きを掛けることの他にもやれることがあるはずだ。

1つは語学、ポル語なので全世界では通用しないが、日本では英語よりも断然話せる人が少ないし、ましてやサッカー用語、精通しなからポル語の通訳ができる人は圧倒的に少ない。ブラジル関係(最もサッカーが多いが)も需要がある。

COJBのOBにかつて現地でプロにもなり、ポル語も頑張って勉強し、帰国してからもずっと磨きをかけ続けて、Jリーグチームのブラジル人選手の専属通訳や生活のサポート、いわばコーディネートを依頼され2年間務めた人がいる。

更にこの度、あるイベントで来日したブラジルのスター、ネイマールの通訳の依頼も受け帯同した。
依頼された理由はポル語が流暢でサッカーに精通しているということであった。

私の周囲にも何年もブラジルサッカー留学していた人は多くいるが、大抵はポル語を忘れている人が多い。

しかし、OBは現地でプロを目指すだけの狭い範囲にとらわれずに異国での吸収の1つとして帰国後、引退後にそのまま生活に直結している表れであると思う。その元選手はサッカーそのものだけでなく、少し視野を広げてブラジルという異国の文化を吸収しようとしていたということにもなる。

これは本当に大切な事。

もし君が海外にサッカー留学をした時、1年でも半年でも複数年でも、現地で得られたものはなんなのか?

何を持ち帰ってくるのか?持ち帰って来るものが親から仕送りされたお金で買ったお土産だけというのはあまりにも寂しい結末だ。
己で稼いだお金なら別だが。

例えばブラジルで何を得ようとし、何を実際に得たのか?そしてそれを軸にどう生活に直結させていけるのか?という現実的なことも頭に入れて海外留学することが大切だと思うのだ。

プロに成って沢山お金を稼いで凱旋帰国?誰しもがそう夢を見るだろう。しかし、現実はそう甘くない。

ブラジルにはどれだけの優秀な選手がいることだろうか?その競争に日本人が割って入るのはよほどの努力、実力、運を呼び込む強い意志と覚悟というものがいるものだ。

仮にサッカーを武器として生活の基盤になれたとしよう。君がいつまで現役でやれるか?

人生は引退した後の方が長いのだ。

その後、君は何を武器として社会に出て行くのだろう?

そんなこと、中学卒業したばかりの若者が考えられるか?といえはそれはほぼ100%ムリな話だとは20年近くこの世界を視て来ても思う。

高卒で複数年ブラジルで修行する人は、二十歳はもう間近、近い将来のことを真剣に考えなくてはならなくなる。

しかし、中卒で修行した人は仮に幸い3年滞在できたとしてもまだ18歳。日本では大学進学か就職か?ということになる。

サッカー留学生は帰国して直ぐに会社に就職する人は殆どいない。勿論大学進学なども考えない。というか準備もしていないから入れて貰えないという言い方もできる。

また、留学生は二つが目的なら最初からお金を投資してわざわざブラジルに行く必要性はないからだ。
また帰国して「現実を見たので・・・」と直ぐに頭を切り替えて就職活動する人もいない。

語学留学で英語をマスターしたとしても帰国後に直ぐに英語を武器にして就職先が見つかるかと言えばそう簡単ではない。

ましてやサッカーの世界は受け皿も小さければその枠もない。一企業に就職できるほどの枠はない。

日本国内では尚更だ。なので海外の枠にチャレンジを求める。「プロで生活できるなら国は問わない」少しずつそのような考え方に変わる。最初は南米やヨーロッパの主要国で旗をあげたいと夢を見る。

ここで主に言いたいことは夢を見ながら現実も想定して先の準備も並行して修行し、磨きを掛けるべきだということ。

異国には異国で学べることがいくらでもありサッカーだけではない。

中学を卒業して留学する人も真剣に先のことを考えて現地で生活する必要がある。

1日中サッカーしているはずがない。空いている時間何をして時間を使うのか?

ためになる本をを読んで勉強するのか?今の時代、友達にエアメールを書くこともないだろうから漢字も覚えないかも。

インターネットを使用してゲームや漫画等だけに時間を費やしたり、ゴロゴロと寝ているだけでは何の進歩もない。

少し日本の自分達の年代の高校生をイメージして欲しい

サッカーをやるために部活に入り、朝早く起きて、自転車、電車を乗り継ぎ、朝練して授業受けてまた部活、夜遅く帰宅してまた翌日も繰り返す。これはこれで大人になって行く生活サイクルとしては鍛錬になるものだ。

部活、勉強、部活、寮に住めば身の回りの支度、片付け、先生からの指導、上下関係等それなりに学び、日々成長しているのだ。

サッカー留学はどうだろう?自由では? ターザンやピーターパンでは困らないか?

中卒の人は現地の学校に通わないと公式戦に出れないという規則があるが、最初は学校に通っても何を言われているのかさっぱり解らない。日本語は通じないからポル語を勉強しなくてはならない。

大概面倒臭くなって通わなくなる。すると翌年にビザを更新したいと言っても更新できない可能性もある。

日本の高校生は面倒臭くてもしっかり通っていると思う。サッカーのために、先の将来のために。

単純にサッカーだけして、空いた時間はただぐうたらしているだけなら、日本に帰国した時に慌しい生活習慣に慣れるのは時間かかる。

ましてやそれだけでなく何も武器がないので、生活して行ける糧も見いだせないで困り果てる。

それでは何のためにブラジルへ早い年代から行ったのか?が解らなくなるというものだ。

完全に帰国してからでは遅い。現地にいる時の過ごし方、時間の使い方が大切なのだ。

サッカーと学校以外の時間、独学で学べることはいくらでもある。それをやったか否かでは帰国後の同世代の人達との成長度合いは違うと思う。

多分、当の留学生はあまりこのようなことは考えないはず。だから怠けられることが出来る。

もしそのようなスタイルで生活をしている留学生が存在するならば親はたまったものではないと思う。サッカーがしたい道楽息子に自由を与えたまではいいが、日本にいる時よりぐうたら人間になって帰国されるとしたら。

お金は働いて返せても過ごした時間は戻らない。

だから厳しさが必要。

サッカー留学はブラジルに限らず甘くなく、しっかりとした考え、覚悟で行かないと。

成長はどこでもどの国でもできる。その成長の場をブラジルにしたのならそれなりの修行をするべきだと思う。

誰もが行きたくても行ける国ではないからだ。有難いことなのだ。原点を考える必要がある。幸せなのだ。

中学卒だからとかなんとかという理由は聞かない。どの年代であっても真剣に将来を見据えて生活すべきだと思う。

その点は、高校卒業して行った人達は直ぐに人生の岐路に立たされるから流石に真剣に近い将来のことを見ざるを得なくなる。

まぁどちらがいいか?ということは言えないが、どの道、サッカーだけをやってても人としての成長は物足りなくなることは確かだ。

これは海外に留学する全ての若い人たちに少しでも意識して貰いたいこと。

人はどこでどのような場所に行っても意識さえできれば成長が出来る動物だ。

夢を持つことは大切、しかし、夢だけでは生活は出来ない。

サッカー以外にも裸で勝負できる武器を身に付けるべきだと思う。

ブラジルにいるメンバーにこのことを強くメッセージとして伝えたい
posted by COJBブラジル部門 at 14:58| ブラジルサッカー事情 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月18日

ブラジル留学、何も壁はサッカーだけじゃない!!


ブラジルには20種程度の査証(ビザ)存在する。南米大陸の中でも珍しく、外国人にとって厳しい国でもあることは間違いない。

公用語もブラジルが唯一スペイン語ではなく、ポルトガル語を使う。ブラジルはポルトガルの植民地であったということ。

ポルトガル語を使う国はポルトガルは勿論、アフリカではモザンビークとアンゴラ等さほど多くの国はない。

ただ、サッカーで海外に行く場合、どの国にもブラジル人がいるからポル語が話せればブラジル人とは親しくなれる可能性もある。そしてブラジル人が親切に案内してくれることもある。

ブラジルではなく、他の国でブラジル人とアミーゴになるケースも多々ある。

ブラジルで正式に公式戦に出る場合、やはりこのビザの問題が立ちはだかるものだ。

ビザのことを知らないと他の海外での話を聞いてさほど障害にならないとたかをくくりブラジルへ入国すると思わぬ壁が立ちはだかり大変な目に遭う。

日本人のサッカー留学生、勿論ブラジルに行ったなら公式戦に出場したい人は大半を占める。

ここ数年で色々ルールが変わっている。それは目まぐるしい。

特に未成年(ブラジルでは17歳まで)に関しては厳しい。ブラジル政府やサッカー協会は次々に難題を与えてくるのだ。

昔、Jリーグが発足した頃、ブラジル留学を希望する日本人の若者は一気に増えた。

それをビジネスとして匂いを嗅ぎ分けた者が、ブラジル留学の斡旋会社を立ち上げて雑誌やHPに留学希望者を募った。

ビジネスまではいいが、現地で怠慢なほど管理体制が整ってなく、留学生は途方に暮れた。

年間の費用数百万を一括で支払ったはいいが、現地で世話をする人がおらず空港で足止めを食ったり、出迎えが来ておらず、迎えてくれて人間が実は強盗団であり荷物ごと拉致されたり、クラブに行かせて貰えるはずが、いつまでも練習させて貰えず、そのまま放りっぱなしになったり、公式戦に出られると日本では言われていたのに、現地に行ったら「無理でした」といわれ何も解決して貰えなかったりとさまざまな問題が発覚した。

それをまずブラジル在中の日本領事館が現地マスコミなどからバッシングを食らった。

「日本から身寄りもない若い人たちが来て途方に暮れているのに領事館は視て見ぬふりをするのか?」と。

そのような理由から、このような事態を避けるために、政府はビザを取得するためのハードルを物凄く高く設定した。

すると、Jリーグ発足当初、何十社もあった会社が次々に姿を消した。

「面倒臭いことはやらない」と言わんばかりにサッと引いた時代があった。最初からお金儲けしか考えていない会社は消えて行ったのだ。

ただ、Jリーグ発足当初はブラジルでドルが物凄く強かった。金利も高く、インフレで物価は日本の10分の1なんていう日本人にとっては都合の良いビジネスの場であったことは間違いない。
20年前なんて銀行にお金を預ければ金利25%なんていうめちゃくちゃな時代があったのだ。そのバブルに乗っかった者もいることは確かだ。お金持ちは利息だけで食え、最低給料で生活している現地の人々は銀行にお金を預けることすらできなく、貧富の差が物凄く大きかったのだ。日本のような中間層の家庭はごく少数。
上層か下層かしかなかった時代だ。

それを思い出すと、今は全く違う時代になった。ブラジルでは円安、ドル安、ヘアウ高(ブラジル通貨)。
サッカー留学でビジネスにする時代ではなくなったのだ。

ある意味、無責任会社を排除と言う意味では成功したのかも知れない。しかし、真面目にブラジルという力も借りながら育成をしたい者にしてみれば、物凄い苦労を強いられることにもなった。

最近中学を卒業してブラジル留学を考えている若者が多くなった。

彼らの渡航方法は大きく分けると3種類しかない。観光ビザ、学生ビザ、スポーツビザだ。

しかし、各ビザにはルール、条件がある。この条件をクリヤしなければビザを下りない。下りなければサンパウロどころか成田、もしくは羽田、関空も飛び立てない。

各ビザの詳細はここでは説明し兼ねるが容易ではない。

ブラジルでサッカーをし、活躍する舞台を設けるには単に実力だけでは為し得ないハードルがありそれをクリヤしないと先に進めないという現実がある。

それでも何とか成し遂げたい人は、そのようなハードルをなんとか越えようと必死でやる。

その内協力者も出てくる。しかし、大半は諦める。

ブラジルにサッカーをしに行きブラジルで何とか結果を出したいと思う人にアドバイスだけれど、まず、日本でしっかりと慎重に仲介を選択することだ。
そして、ビザのこと、そのビザがどのような効力があり、どこまで何が出来るのか?自分に対してどのようなプランがあるのか?などしつこいくらいに質問してもいいくらいだ。

それだけ人生を賭けて、親も大金を出して子供を行かせるのだから「ブラジル留学したい」「はい、じゃあ行ってらっしゃい!!」という単純なものではないはずだ。

警戒心バリバリな方が良い。あと現地にどれぐらいしっかりやってくれるスタッフが専属でいるか否かも質問するべきだ。

これは大きい。何かあった時だけしか来ないスタッフでは危険だ。ましてや未成年なら尚更。

つづく
posted by COJBブラジル部門 at 14:43| ブラジルサッカー事情 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月07日

ブラジルサッカー留学の価値を見出すには

国内も海外も席獲りの競争。年齢が重なる毎にシビアにならざるを得ない。
帰国してから現実を知っても遅い。
日本も下から上がる選手もいれば上からその経験を必要とされ入団する選手もいる。入れる枠は少ない。

中学を卒業して留学する若者なら尚更考えて行く必要がある。
高校3年間を日本で過ごす分、果たしてブラジルでその資金を賭けて行く経済的なゆとりや精神があるか?
結果をなんらかの形で出さないと費用も削られていかない。3年間で例えば700万以上も賭けて行く余裕が果たしてあるのだろうか?それぐらいお金を賭けて行って保障があればいいが、帰国するなり現地で続けるなりするにしてもどこかで認められなくては費用は削られない。夢ばかり追っていても現実もしっかりと見据えて覚悟を決めて行かなければ、行動も実力もつかない。甘えた生活をしている者は到底無理だ。

実はブラジル行ってから意識が変わるのではなく、行く前の中学生活から既にそれに取り組む意識が異人でなければならない。心構えが必要であるということだ。

では一体ブラジル留学で何をしなくてはならないのか?何を習得して行かなくてはならないのか?

日本人にない味をブラジル人から盗み、オリジナルにすることではないだろうか?

今回のW杯の日本がそれをまさに教えてくれたのではないだろうか?

ブラジルには「こうしろああしろ」と自分のプレースタイルを決めつけてそれを押し付ける指導者はあまりいない。

よっぽど可愛がられていれば、時折そのようなケースもない訳ではないが。しかし、そのような国ならネイマールやオスカーのような選手は出て来ない。

日本でも育成クラスに有望な資質のある若者は多いと思う。J下部でも活躍したことのある選手に次の質問をした「結局何故Jの下部にいながら選手が商品として中々育たないと思うか?」と。

すると「指導者がチームを勝たせるためにそのチームのサッカーを組織的にやらせようとするので個性が潰れる恐れもある」というコメントが返って来た。

私はこう思った。勝たせることは大切。しかし、その指導者がやりたいフォーメーションによって本来その育成年代選手が持っている個性というものがそのシステムによって消さなくてはならない時、それは育成には相応しくない方法なのかも知れないと。

ドリブルが売りとしよう。しかしチームの戦術としてはドリブルが不要。持ち味を出そうとすると、監督から制限される。

しかし、その選手は個として自分を売り出していかないとならないという危機感があるとしよう。当然そのチームのやり方がストレスになってしまう。しかし、そのようなチーム、指導者は沢山いるのでそれに順応しなければ試合に出して貰えない。

自分の持ち味を消すことなく、新しいスタイルも築き上げないとどの指導者の下に行っても必ず合う合わないはある。それによって試合に出る機会を失って、その選手がその指導者やチームを批判しても何も得はないと思うのだ。

ドリブルが売りでポゼッションサッカーが主流でドリブルすると怒られるなら、ドリブルしたら絶対に奪われないほど努力するしかないし、それを徹底的に指導者に認めさせることだ。かならず、サッカーの局面ではドリブルをしなくてはならない場面は出てくるのだから。

ブラジル人選手の例を挙げると
ブラジルは突出して個性的な選手が多くあらゆる国に必ずと言っていいほどサッカー選手がいる

極端な話、その国にブラジル人選手がいない方が不思議なくらい。

それだけサッカー選手が多いし、サッカー選手としてあらゆる国で雇用されているケースが多い。

それは巧い選手が多いというよりも、あまりも個性的かつしっかり仕事をする選手が多いということと質の割には雇用賃金が安く契約できるという運営的な利点もあると言うこと。また若い選手なら後に希少価値を上げて商品になる可能性がある。
その時だけの戦力のみではなく先を見据えた獲得が出来る見込みがある。

どこの国に行っても何か突出したものがないと視てくれない。
ならばブラジルという国で「これは絶対に日本では学べないし日本人には中々いないだろう」という特別なものを身に付けることが認めて貰える近道ではないだろうか?

日本人になっても興味を惹かれないのではないだろうか?
またまだ日本ではよそ者(日本の路線で育って来た選手ではない選手)扱いされ偏見の眼差しがあるケースもある。

日本から出て何かを学ぶということは、その国にないものを見に行き、それを自分自身の探究心と努力で日本人という良さを捨てずにその行った国の特長を盗み自分のスタイルを築き上げるということではないだろうか?

「あいつ何がブラジルなのだろうか?日本に沢山いるぜあんなタイプは!!」という疑問ではなく納得させられる何かがないと本当に異国で修行したことにはならない。

フランス料理の店を日本で開店したいと考えてフランスに修行した料理人が、日本国内でフランス料理をその筋の人に学んでいる人と同じことをしていたのでは本当のフランス料理は日本人に伝えられないというここと一緒ではなかろうか?

いずれも巧いではなく、この場合「美味い」というのか前提で、実際にフランス料理を学んだ人がフランス料理とは?という神髄を日本の人達に伝えられなければお金を使ってフランスに行った価値は薄れてしまう。

ブラジルサッカー留学もそれは一緒だ。

何故ブラジルなのだ?ブラジルに行ったなりの何かを習得するということ、それを帰国して何かしらの手段でPRして行くこと。

それができるような修行をして初めてブラジルに行く価値がある。
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2014年07月01日

海外及びブラジルサッカー留学の心得

数年後の自分を想像して日々生活、奮闘しているか?

何度も話をするが、親から資金投資して貰っている期間が一番良い時期ではダメなのだ。
この期間だからこそ、将来の基盤を作る良い時期。それを時に海外でサッカー留学している若者達は勘違いを起こす。
この期間誰よりも努力しなくてはならないのに楽をしてしまうのだ。

厳しい監視の目がないととかく生活も緩んでしまうのが若い年代では多い。
また、若くして海外でサッカーの修行をしに行くということだけで満足してしまう人が多く、帰国してもなんら周囲の同年代と変わったものも得て帰国せずに社会人になることに遠回りしただけのような人もいるのが現実だ。

「何事も経験」と言うが、そんな悠長なことを言うほど経済的に豊かな家庭であれば、それはそれでいいのだと思うが、そんな家庭はごく稀だ。

しかし「子供に好きな道を行かせてあげたい」という親の気持ちで親は頑張って子供に投資をするケースが多い。

その親の想いを留学生は一心に背負ってサッカーのみならず色々なことに修行し、己を磨いて行くことが大切だ。

人よりもお金と時間を使ったならばね結果的にそれ以上のものを手に入れるために努力することなどは言うまでもない。

誰よりもサッカー中心で生活し、自覚を持ち、我慢も覚え、人としても磨きを掛けなくてはならないのだ。

他の国に行っている留学生は解らないが、ブラジルは自由だ。やるもやらないも本人の意志。怠ければ「バガブンド(怠け者)」からかわれるだけ。それを言われて何も感じない人は正直お金の無駄だ。一度言われて目が覚めてやるならそのバカブンドと言ってくれた人に感謝するべきだろう。

正直、自分が日本の同年代、もしくは前後の年齢の人と比較してどれだけサッカーが上達しているのか?は解らないと思う。

日本の同世代だって頑張っている。高校も通いながら、厳しい部活で日々精神共に鍛えている。もしかしたらボールを触らせて貰えないかもしれないが、それはそれとして、授業を出てから夜遅くまで練習して休みも殆どない中で鍛えているのだ。

そのような同世代の若者よりも更に違った鍛えられる環境を求め、意識も高めて、精神的にも大人になって一回りも二回りも大きくなって帰国することは最低限のことだと思ってやらなくては、意味のないことだ。

ちょっとブラジル人に褒められたからと言って有頂天になり、自分はあたかも上達したと思い込み、日本にいる親、友達に対して過剰な期待を持たせて帰国してみたら「なんだ大したことない」と言われたらもともこもない。

単身で海外で修行するということは己に対して日本にいる時以上の高い意識で臨まないと当然本当の評価は貰えない。

ブラジル人から本当の評価を貰えたと言えるのはクラブから報酬の提示がありそれを受け取った時だ。

勘違いしてはならない。「ブラジル人から巧いと言われた」というのは万人の日本人留学生が帰国して周囲に言っていることだ。

皆一度、二度は言われているのだ。シビアに考えれば、ではその評価はお金を貰えるという話に繋がっているのか?ということになる。

そうなるとその具体的なオファーを受ける日本人はこれは万人に一人として考えられる。

考えてもみて欲しい、どれだけブラジルには凄い選手がいるか?プロ選手が万人近く登録しているのだよ。

ちょっとやそっとの努力でその域に達したら皆ブラジル留学するでしょ?

自分が到達したい位置があり、そこから逆算してクラブを選択したりしないと、それには到達できない。

だからと言って、ビッククラブでの留学を求める人がいるけれど、それは飛び過ぎ。やっぱり選手は試合に出なくちゃ誰も視てくれない。

練習ばかりしていて誰も評価してくれない世界だ。

次回に続く
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