このチームでは、自分がプロの世界で生活するには精神的に弱すぎると言う事を学ばされた。
朝起きてすぐ、練習でアピールする為の勝負が始まり、最初はそれについていけなく、無駄な所に無駄な力を使って、勝手に1人で空まわっていた。
それは前半25分で交代させられるという結果が証明している。
でも、自分はそこから彼らに学ぼうと思い、彼らの中に飛び込んでいった。
そうしたら自分の技術より精神的な面での弱さを皆が指摘してくれたので、自分はそこを強化するために、より一層練習での彼らを見るように努めた。
そして、精神面で自分と彼らとの違いが沢山ある事がわかった。
その中で、特に自分に足りなかったのは、全てを捨てて闘うことだった。
日本という環境で「闘う」という気持ちは育つだろうか?
ブラジルは貧富の差が世界で最も激しい国の4番目に位置している。
そんな国でよりよい生活、お金を得たければ、単純に人と闘い勝利しなければならない。
そういった環境がブラジル人の闘争心を育て、そこで勝ちあがった人間が安定した生活を送る事が出来る。
futebolとなればなおさら、そういった人間が集まり、体と体をぶつけ合うので、よりはっきり闘争心が伺える。
そんな環境に入り込んだのだから勉強にならないはずがない。
自分はfutebolの国でfutebolで勝利する為に一番必要となるもの、全ての基礎は闘争心、futebolは闘いだということを学び、昔、ラモス・ルイが「サッカーは戦争」だと言っていたのを笑っていたが、あれは真面目な話で、理解できないうちは日本が世界大会で勝利する事は出来ないと思う。
これ等に関連する事を沢山学び、彼らと闘う事で自分に力が付いたし、プロ選手以前に、一人の人間としてしっかりと人生を生きていけると思う。
なので、futebolで生活したのであれば、是非ブラジル人を見て欲しい。
自分はこのチームでのシーズンが終わり、これからどこで闘えるのか分からないけど。もっともっと強い人間と闘い勝利したい。
もっともっと彼等にfutebolを通じていろんなものを学びたい。
そして、最後に今まで見てくださっっていた人達にお礼を言いたい。
COJBの代表、(自分の)家族との電話で、いろんな方が見て応援してくださって、名前もしっかり聞いてました。
自分は感謝の気持ちを試合でゴールし、勝利を収める事で表したかったけど、それが達成できなくて、悔しいし、申し訳ないです。
もっともっと勉強します。
見てくださった全ての方に有難うございました。
大滝徹