2006年11月20日

atacar

futebol areiaでブラジルは優勝した。
ヒオデジャネイロのコパカバーナという有名観光地で行われ、ブラジル代表の戦いぶりは常に放送されていた。
ブラジルの海沿いの州では、こういったプロの大会が頻繁にあるらしく、そこでもまれてきた選手は砂浜でのボールの扱い方、闘い方を熟知しているようだった。

自分は対日本戦を見る事ができたが、結果は終始圧倒され完敗。
この試合から日本(自分を含めた)と海外のfutebolの決定的な差を見る事が出来た。
それは攻撃すること。
日本はボールをキープしてもゴールに背を向けてキープし、ゴレイロにボールを返してしまう。
そしてゴレイロが前にボールを投げるというパターンをずっと繰り返していたので、見ていてとても悔しかった。
一方ブラジルはプレッシャーがかかっていても必ず前を向く。
一対一なら勝負を仕掛ける。
前が詰まっていたらボールを下げ、作り直すのだが、その時も常に狙っているのはゴールで、全ての動きはゴールする為のものだった。

futebolには勝ち負けがあり、勝つ為には点を取らなければならない。
つまり攻撃しなかったら勝てない。
日本は攻撃していなかったから負けたのは当然の結果。
futebol areiaは広さも大してないので、必然的に一対一の場面が多くなり、プレッシャーはきつい。
でもそのプレッシャーに負けて相手ゴールに背を向け、後ろにパスを戻すのは逃げるのと一緒。
それも戦術だが、日本はずっと逃げていた。
つまりは勝負を避けていた。
その点ブラジルは常に勝負を仕掛ける。
ブラジルの選手のほうが背負っているものは大きく、負けは許されない。
それを背負っていてもあれだけ攻撃する事が出来る。

一方日本は?
歴史も環境も何もかも劣っている。
徹底して攻撃できる状態にあったのはむしろ日本だったと思う。
なのになんでだろう?
自分にしてもそうで、プレッシャーがきつくなる程、勝負を避けてしまう。
相手を背負い、ドミーナをするのは簡単だ。
日本にも沢山出来る選手はいる。
でもそこから前を向いて勝負する選手となるとぐっと数が減る。
ブラジルの選手はそれを平気でやる。
futebolで何をすれば勝てるかを知っている。
そして、背負っているものを全て捨てて勝負できる強さと気楽さを彼等は持っている。
自分に足りないところだ。
ブラジルで見た日本人もみんなそうだった。
でもfutebolで勝利を収めるには、とてもとても大切な事で、これが出来なくてはならない。
日本という環境でそれを養う事が出来るだろうか?
指導者の腕の見せ所だな。

大滝徹
posted by COJBブラジル部門 at 17:16| Comment(0) | TrackBack(0) | ブラジルサッカー事情 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする