「Confiar em se proprio」
それにしてもブラジルは強烈だ。
自分のやること全てが裏目に出るのは何故だろう。
でもその甲斐あって、今回も貴重な体験をしている。
去年パウリスタBをCAJで闘った時、自分がプロ選手として足りないものを知る事が出来た。
そしてそれを得る為にミナス・SaoJoseへと舞台を移した。
そこで得たものは自分にとって大きな経験となり、息ようようでCAJに戻ってきた。
でもそこで待ち構えていたのは、開幕戦に登録されないという自分にとっては吐き気のするものだった。
パウリスタBには年齢制限があって、23歳以上の選手は3人までしか出場する事が出来ず、そのうち2人はフェルナンド(監督)の連れて来た選手で埋まってしまい、残り一つを3人の選手で争っている。
自分はその1人にもれてしまったというわけだ。
それを知った時はきつかった。
練習試合で皆との違いを証明し、それを紅白戦で継続し、人一倍走っても、グランド外のごたごたで試合に出れなくなってしまう。
なんなんだこの世界は?と気が狂いそうになった。
でもこれが普通なんだよな。
自分の目指しているプロの世界というものは。
みんな金が欲しいし、一刻も早く今居る状況から抜け出したい。
仲間よりも自分の事で精一杯だ。
でもみんながみんな抜け出せはしない。
そこで取り残された奴は散々な目にあう。
自分はこんな目には二度と遭いたくない。
では、普段からfutebol人生に対してどういった態度、考え方で取り組んでいかなければならないかを改めて考えさせられた。
ブラジルでは失敗ばかりを繰り返してきた訳だけど、そのたびに自分の成長した部分、もっと成長しなくてはいけない部分を確認してきた。
今回は、グランド外の問題があるにしろ、そういった全てを覆す絶対的な力が自分にはまだ備わっていなかったという現実から目をそらさず、それを覆す為には日々の練習で見せるしかないという強い気持ち、辛い状況でこそ粘り強く闘うのがプロの姿勢という自分の芯が揺るがなかった事に自分の成長を確認できた。
これからはこの気持ちをより強く強固なものにしていきたい。
成長しないといけないのはもっと自分を信じると言う事だ。
自分を信じられなくなったら、今までやってきたもの全てが一瞬でパーになる。
これはとても怖い。
自分の内面的な問題なので説明する事は難しいけど、自分はもっと自分を信じなくてはいけない。
これが様々なプレッシャー、困難に自分が陥った時に、自分のペースを崩さないで乗り越えていく為には必要な力だと思う。
ブラジル人と自分の決定的な差はここなんだよな。
生活水準の低い国ではそれが無いと生活できないと思う。
そこで闘い勝ち上がった人間が、世界中の国でゴールを決め、ファンを熱狂させている。
自分がそれを得る為には、今居る環境はもってこいだ。
というよりそれが出来なければ自分が辛い目に遭うだけだ。
それは二度とごめんだ。
こういったことを知っているCOJBというチームのスクール生として活動している子供達は幸せだなと思う。
又会えるのがとても楽しみだ。
自分を応援してくれている人は沢山いる。頑張ろう。
シュンビーニョはパウリスタA-1・ヒオクラーロにレンタル移籍してはやくも10番を獲得し、サントスと試合をしたが2対1で負けた。
ヒオクラーロはA-1残留を賭けて争っている。
彼はブラジルの中でも違うものを持っている。
サンパウロが彼を放出しない理由がここにいるとわかる。
でもそんな彼でも国内の認知度はないし、オリンピックのセレソンには呼ばれていない。
彼のポジションはコリンチャンスでレギュラー出場しているウィリアムというのがいるし、その隣にはサンカエターノでjogaしている奴(名前は忘れた)がいる。
そしてFWにアレッシャンドリ・パット。
自分はU-23の南米予選を見ていたが強烈だった。
そしてまだ日の目を浴びていない奴がそこら中にいる。
この国は強烈だ。

