2007年05月31日

大滝徹のブラジル日記・最終回「Nao acabar nada」

帰る日がやって来た。
この2年間は失敗の繰り返しだった。
でもその事が全てが挑戦した結果なので得たものは沢山ある。
2年間の集大成を今居るCAJで証明しようとしたが、退場をくらってから結局一度も出れなかった。
お前は帰るからもう試合には使わないと監督から言われ、「何でだ、調子のいい俺を使え」と話し合ったが逆に関係は悪くなった。
これも挑戦した結果だからしょうがない。

面白いもので2年間の締めくくりのこの時期にブラジルは徹底して攻撃を仕掛けてきた。
それはお前は日本人でココはブラジルだといわんばかりのものだった。
自分はブラジルでの鬱憤は試合で出て晴らし、勢いを持って日本に帰ろうとイメージしていたが、逆にやられた。
ブラジルはそんなに甘い国ではなかった。
でも、ブラジルに対して2年間継続して挑戦してきたので、勝つ為にはどうやって生き、考えなければいけないのかを学んだ。
言葉には出来ないが、自分の中にある。
これを極めたい。

自分は最後にガツンとやられた。
それが悔しくてむかついてしょうがない。
この気持ちを晴らす舞台はブラジルにはなく、この気持ちと一緒にブラジルを去らなければならない。
ブラジルから「あなたよく頑張って生活しましたね、日本で活躍して下さい。」ではなく、
「てめーごちゃごちゃほざくならやって見せてみろ」
と挑戦状を叩きつけられたのと一緒だ。
これで自分のブラジルに対する思い、自分との関係がはっきりした。
これで日本でも必死になれる。

最後にとても幸せな2年間でしたありがとう。
家族のみんな、ブラジルで血のつながっている事の大切さを学ぶ事が出来ました。ありがとう。
見てくださったみなさん、ブログを書く事で気持ちを新たに自分を奮い立たせる事が出来ました。ありがとうございます。
COJBのみなさん、ブラジルは強烈でした。この経験がこれからの自分を支えていくと思います。ありがとうございました。

最後に心からありがとうございました。
俺は日本に帰ります。

大滝徹


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左から与那覇選手、城田選手、大滝徹、ブラジルスタッフ・ナポレオン、前畑選手。




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城田匠選手の試合での集合写真。
posted by COJBブラジル部門 at 20:59| Comment(0) | TrackBack(1) | ブラジルサッカー事情 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする