2007年06月22日

●前畑裕紀の「プロとはなんぞや」

先日、ブラジルから日本人選手が日本に帰国した。
ブラジルにはすべて合わせれば二年以上滞在していた。
自分がとても尊敬している選手だった。
色んな面でその人からは多くのことを学んだ。
いい面も悪い面も。

知り合ってから接した回数は少なかったがたくさんの話しをしてもらった。

サッカーの面で言い合ったこともあった。

言われた直前の自分の考えが間違ったとは思ってないけれど、全体を考えれば言われたことは正しかった。悔しかったけど、あの言葉があったから今それを意識できる。

自分の場合、きつく言われたからこそ気付けることが多かった。

その瞬間はどうしても感情の方が出てしまう。
仕方ないことだと思ってる。
確かに自分の非を笑顔で心良く受け入れる人なんてそうはいないはず。
でも冷静になった時よく考えてみるべきだと思う。
正しかったか正しくなかったかはその時気付ける。

自分は運良く、正しい助言をしてくれる人に、数多く出会えた。
とても感謝しています。

その人からはもちろん、正しい助言をもらったと信じています。

その人が帰ってすぐ、その人が仲良かったブラジル人と話しをした。
聞いたわけじゃなくブラジル人の方から寂しいなと話をしてきた。
あいつは色々なことを経験したと。
いいこともたくさんあるけど、残念ながらたくさんの嫌な思いを経験したと言っていた。
『悲しいけど、日本に帰れて良かったと思う。ここでは嫌なことが多すぎた。日本でプロになって幸せになってほしい』と。

たくさん悲しみ、悩んだと思う。
今なら少し気持ちを理解できると言えます。

自分がこっちに来て約一ヶ月一緒に生活した。

サッカーで自分を指摘してくれるのはその人だけだった。

文句を言われたから、その人がミスした時文句を言い返すのではなく、プレーで見返すんだと頑張った。
正直その人の前でいいプレーをほとんど見せることができなかったし、確かに自分に甘かった。
精神的に滅入ることがここではとても多い。
まだまだ自分に甘いと痛感した。

自分の中に葛藤があってその人とあまり話しはできなかったが、その人は自分にメッセージを残していってくれた。
メッセージの内容もだけど気にしていてくれたことがとても嬉しかった。
感謝の気持ちでいっぱいになりました。

その人が帰ってしまった今、自分に指摘する人は実質いなくなった。

またここからが始まりだ。
posted by COJBブラジル部門 at 14:18| Comment(0) | TrackBack(1) | ブラジルサッカー事情 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする