「A CAUSA」
何でブラジル人が世界中で活躍し、5回も優勝できたかを考える時、理由の一つとして音楽があると思う。
この国ではそこら中に音楽が鳴っていて種類も豊富。
音楽的なことは学んでないので良く分からないが、日本の音楽より沢山の楽器を使っているので耳を澄まして聞いていると、心地よいというより面白い。
そしてなんといってもリズムが速い。
ブラジル人はこのリズムに合わせて踊る(danca)のがとても上手い。
踊る事自体日本ではなじみが浅いので、来た当初はどうやって踊るのか全く分からなかった。
彼等に教えてもらうにつれ、できる様になってきたが、音楽の種類によって踊りは異なり、住んでいる地域によってもまた異なるらしいので、踊りと言っても奥が深い。
ちなみにあのホナウジーニョがよく踊るのは、ヒオ・グランジ・ド・スウ州の人間(ガウショ)のものだとチームのガウショが言っていた。
中にはDANCAが苦手な奴もいるけど、曲に合わせて手でリズムを取っているのを見るととても上手い。
子供の頃から自然と音楽に触れ、リズムが身体に染み込んでいるのだなと思う。
ブラジルではFutebolと同様に音楽が生活の一部として浸透していて、音楽のある所には必ずDANCAがあり、彼らのDANCAを見ているととても楽しい気分になる。
このDANCAという動きはどうやら腰と肩甲骨、股関節を動かす事だということが分かった。
肩甲骨、股関節を動かす事は人間の動作の基本だから、これが上手なブラジル人はみんな身のこなしがスムーズで、骨格標本のような体格をしている。
特に黒人の体格はすばらしい。
身体をぶつけると重く、自分とは筋肉の密度が違うなと感じ、これが世界なんだという事を体感できる。
彼らを見ていると筋肉は大きさ、量ではなく、質。
そして自分の身体を状況の変化に応じて細かく操る事がとても大切だという事を思い知らされる。
細かく操る為には、肩甲骨、股関節、腰を動かす事が重要で、この動かし方を教えてくれるのがDANCAなのだと思う。
世界で活躍している中田、中村選手のプレーを見ていてとても上手いと思うし、考え方、姿勢はとても勉強になる。
でも、ブラジル人はその上の世界で活躍している。
その理由として、こういったものがあるのではないかと体感している。
Futebolを通じて、自分は2つの国の文化を学ぶ事が出来ている。
こっちが良い悪いではなく、どっちも良いのだと思う。
どうやらブラジルの良いところは日本人の発想の逆の所にあるので、なかなか理解しがたい。
しかし、Futebolを通じて学んでいる事はこれからの自分の人生を豊かにすると確信している。
気付くだけでなくもっともっと吸収するぞ!!
Toru Otaki
※DANCAのCは下に線が入ります。
2006年04月24日
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音楽と踊りと身体能力、密接な関係がありそうですね。
「黒人リズム感の秘密」という本を以前読んだのですが、黒人音楽が黒人独特の体の使い方を生み、身体能力を高めていること。
黒人音楽では裏拍をとるときに体幹を動かし、その波、振動を足や手に伝えて表拍(手をたたいたり、ステップを踏んだりする)をとる。
というようなことが書いてありました。
(手足への波動は手足が長いほうがその感覚を感じやすいとも書いてありました)
そして、黒人音楽を聴いているとそのような体の使い方を日本人でもできるようになる可能性があるというようなことが書かれていました。
ということは、サンバを聞けばブラジル人のような体の使い方が身につくかも。
大滝選手頑張ってください。応援してます。