2006年05月18日

大滝徹のブラジルプロ日記「CONTINUAR」

落ち着くことの大切さを学び、落ち着く事で自分のプレーが変わったことを実感できた。
しかし今度はそれを継続する事が出来なかった。
気付いた当初は紅白戦で点を入れる事ができたり、気持ちが一層前向きになり、いろんな事を笑って流せる気持ちの余裕を持てていた。

しかし、その気持ちは知らない間に消えていた。
それを気付かされたのは先週の練習試合。
自分のポジションはメイヤかラテラウエスケルダ。
どっちにしてもレギュラーを確保できていないし、このポジションを任されているのはチームの中心選手。
いろいろな気持ちの中、絶対にチャンスは来ると思っていたら本当にやってきた。
ラテラウの奴が累積で出られないので、先週の練習試合から自分がラテラウに昇格したのだ。

この練習試合でミスは絶対にできないし、最高のアピールをして、次の公式戦をいい状態で向かえようと思っていたが、全てが空振り、結果は最低だった。
紅白戦で点を決めようが、試合で何も出来なかったらはっきり言って意味がない。

結果は結果。

それは今まで自分がやってきた事の結果。
だからこそとても悔しかった。
でも悲観的になる必要は全くない。
自分が戦っているのは世界一の国ブラジル。
くよくよしている暇はないし、上手くいかないのはある意味当然だ。
相変わらず自分に不利な事ばかりだし、プレッシャーは依然として重い。

じゃあ、それに打ち勝つ為にはどうしたらいいか?
さっさと頭を切り替え1からまた積み重ねていくだけで、とても単純だ。
気持ちが沈んだ時には1人でセントロに行き、知らない人と喋ったり、牛の群れを見たり、となり町が見える高い場所に行ったりする。
ブラジルはくよくよしてもしょうがないと教えてくれる場所が沢山あって、言葉に表す事が出来ない国だ。
そんな国で育ったサッカー選手たちの闘いを週に2回も見れるのだからくよくよしてる暇は本当にない。

彼等は自分に技術以外のものを沢山伝えてくれ、本場のFutebolには毎試合ごとに感動がある。
自分はそれを伝える側になるためにブラジルに来た。
そのためには今回継続させる事が出来ていなかった「落ち着くこと」を継続させなくてはならない。

ブラジル人と争う事で沢山の事を学べているけど、悪く言えば広く浅くともいえる。
そんなのは環境が変われば忘れてしまうのじゃないかなと思うけど、継続して身に付けたものは一生忘れないと思う。
継続するぞ!!

Toru Otaki
posted by COJBブラジル部門 at 10:04| Comment(0) | TrackBack(0) | COJB選手の動向 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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