シュンビーニョの家族がシュハスコをしにCAJに来た。
今まで何回も来ていたけど、話す機会がなかった。
今回は機会に恵まれ、シュハスコをご馳走してもらえた。
とても気さくな人達で、初めての人間にも普通に接してくれた。
シュンビーニョの家族だけでなく、ブラジルで今まで訪れた家族全てが会ったその日にご馳走してくれた。
ご馳走してもらった後、自分の部屋に戻り休んでいると、彼らがハッショーン(遊びのミニゲーム)を始めた。
その日は身体を休めようと思っていたけど、少し汗をかきたかったのと。何よりもとても楽しそうだったので混ぜてもらった。
4人対5人になり、シュンビーニョは違うチームだった。
彼のチームは彼が幼い頃から、道で一緒にボールを蹴っていたメンバーで、球回しを全員ウントッキでポンポン球回しをするので、思わず笑ってしまった。
というのも、遊びのfutebolと仕事のfutebolは全く違うので、久しぶりにウントッキで球をまわし、相手をおちょくる彼らの遊び方に嬉しくなったからで、この感覚がfutebol。スポーツが人を夢中にさせるのだと思う。
彼等は体が細いのに、身体をぶつけると重たく感じる。
ボールをまたいだり追い越したりするのが好きで、彼らの動きはジンガそのものだった。
雨が降っていて、みんな裸足だったのにもかかわらず、彼等はバランスを崩すことなく、くねくねしていて、バランス感覚、体の使い方(身のこなし)が根本的に日本と違う事を改めて思わされた。
ほどなくして、シュハスコの後片付けを終えた女性陣が帰る時間だから早く止めなさいと言って来たけど、こっちは楽しくてしょうがないから10点取るまでやると抗議していたけど、認められず、結局3点どちらかが入れるまでとなった。
自分はそれに至るまでの会話を聞いていたけど、お母さんに「遊びを早く止めなさい」と言われ、「もう少しだけだからやらせて」と駄々をこねる子供の会話で、日本、ブラジルは関係なく親と子供の会話は同じだった。
ただ、こういった会話を大人になっても出来るのは、いつになっても親と生活を共にする家族形態、絆の強さはブラジルらしさであり、彼の家族も美しいなと感じた。
それも終わり、汗をたっぷりかいたので、隣の敷地にあるプールに飛び込んだ。
一泳ぎしてからCAJ産のマンゴを食べようということになり、マンゴの木に登った。
ブラジルでマンゴの気はそこらじゅうにあって、CAJには4つある。
内2つに実がつくのだが、1つは立地が悪いのか、大きな実がつかない。
もう一つは大きい実が去年はついていたのに、枝がグランドにはみ出していたので、大きな幹を切ってしまった影響か、今年は小ぶりの出来だ。
それでも朝起きて、木の下を探すと実が落ちていて、日本で体験した事のない状況に自分はうれしくなり、拾って食べてしまう。
落ちた実には、たまにミッコ(20pぐらいの猿)がかじった痕がありみんな生きているのだなと思い、これまた嬉しくなる。
CAJの敷地にはマンゴの木、バナナ、マラクジャ(パッションフルーツ)、竹やぶ、アバカチ(アボカド)、レモンの木、夏みかん、コーヒーの木、アセロラなど沢山の自然が敷地を囲むように植えてあり、ミッコはこれを一日かけて一周しながら生活しているみたいで、去年は3匹だったが、ミナスから帰ってくると父、母、子供2匹になっていて、産まれたばかりの小さな子供を母が背負いながら移動していた。
だいたい、同じ時間に同じ場所を通るので、たまにバナナをあげていたけど、警戒心が強く、手渡しはまだ無理で、5mは離れないと食べに来ない。
前にいた部屋の屋根が丁度彼らの通り道で、彼らが通ると「トットットッ」と走る音が良く聞こえた。
最初に父が安全を確認し、キーキーと鳴くと、後に続いて子供、最後に母が移動する。
移動中はキーキー鳴くけど、大きい木で遊んでいる時や、お互いの場所を確認する時はキューキューと甘えた鳴き方になって、どうやら2種類の鳴き方で会話しているのではないかと思う。
人間の存在に気付くとちょっと近づき、首をかしげながら観察され、たまに尻を向けて威嚇してくる。
自然の生態を間近で見れるのは本当に面白いし、地球には数え切れないほどの生物が生きていて、それぞれが生活し、お互い支えあって生きている。
自分は生かされている事、もっとうまく自然と共存する道を考えなくてはとミッコを観察していて感じた。
それにしてもミッコの木の枝を飛び回り、枝を駆け巡るあのバランス感覚はシュンビーニョの比ではなかった。
(自分を含め)彼は今、サンパウロFCでインド遠征を行うメンバーと練習している。
自分が練習しているSao Jose E.C.は、サンパウロ、サントスと練習試合の要請を受け、練習試合を行った。
そのことは次のブログで書こうと思う。
コメントを送ってくれたみんな有難う。
それを結果で見せたいので、今気合がみなぎっている所です。
だいぶ遅れたけど、今年も宜しくお願いします。
Toru Otaki
2007年01月31日
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ブラジルには、留学している日本人って、やはり多いんですか?
そのサンジョゼにも、いるんですか?
ハイ、以前よりは減りましたがまだ年々ブラジルへサッカー留学している日本の若者は多いです。
サンジョゼにも居ります。しかし、必ずしも充実した研修を行っているとは限りません。実際に現地の状況も知らずに、ただ親がお金を出してくれ、安易な気持ちのままブラジルへいってる若者も多く存在し、意識の低さが物凄く感じられます。
日本で意識改革などとは縁もなく、ただサッカーが好きで安易にプロを目指したいという勘違い留学生が多く、帰国後なんもなく「思い出」として残るだけではあまりにも寂しい限りなのです。
そんな簡単なものではありません。
もっと強い意識、姿勢、行動、規律、現地での交流、マナーなど最低限の準備を日本でしていくべきですし、またブラジルへ斡旋している人たちはそのことを強く留学生に指導させてから行かせるべきだとかんがえます。
それは同じ日本人としてお互い恥を外国でさらさないためです。
お金をばら撒きに来ている道楽日本人と見られないためにも。
刺激になりました。ありがとう。