2007年06月09日

与那覇慎也の「ブラジルから頑張ってますよ〜」

先週の日曜日に試合がありました!その試合は、ブラジル全土にテレビ中継され、スカウトマン、いろいろなチームの監督、そういった人達が見ていて、アピールするには格好の場でした!
しかし、試合のメンバーに選ばれなかった!
みんなは、お前が選ばれると言っていた。だが、周りの人がなんと言っても最終的に決めるのは監督だ!
監督が選ばなかったら意味がない。そう思った!でも、ショックだった。

誰とも喋れなかった、喋りたくなかった!そして、その試合には、どうしても行けなかった!と言うよりか、行きたくなかった。
なぜなら知り合いが、見えたら「なぜ試合に出てないんだ」そう聞かれる。
「選ばれなかった」そう言うのが嫌だった。だから、どうしても行けなかった!

その試合は、一対一の引き分けだった。やはり、失点の原因は、守備にあった!
マークが甘いし、味方との連携がとれてないし、一人一人の意志がばらばらで何がしたいか分からない!そんな状態だったと思う。だから、やられた!まだ、ホームで負けなかっただけでも良かったと思う。

それから、こんなことも思った!
《何を言っても選ばれなかったのは、自分に何かが足りなかったからだ》と思いました。
その何かを探し、そして、その何かが見つかった時、また今よりか上のレベルにいけると思っています!
それの繰り返しがまた、僕を一回り大きくしてくれると思っています!

これを見てくれたみなさんも、困難にあった時が、自分が一回り大きくなれるチャンスだと思ってやってみてください!それを、乗り越えた頃には、一回り大きくなった自分がきっといますから!
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2007年06月07日

前畑裕紀の「プロとはなんぞや」

サンジョゼ対ポルトゲーザ。
サンジョゼは昔、サンパウロ、サントスなどと同じセリエA1にいたこともあり、その時COJBの指導者もプレーしたことがある古豪だ。
そして相手のポルトゲーザというチームもセリエA1にいた古豪である。
ブラジルではどちらも有名である。

前半早々ポルトゲーザが先制したが、サンジョゼが2点を奪い、ポルトゲーザの選手が退場となり、サンジョゼにとってはいい状況で前半を終えた。
しかし、後半開始早々からサンジョゼの選手の自陣での不用意なミスが目立ちだした。
そしてそんな変化をしっかりと感じ、例え一人少なくてもミスを逃さずにポルトゲーザは点を奪い同点にした。
その失点だって、見るからにディフェンスの軽さ・集中力の欠如だった。
サンジョゼの選手は後半開始早々明らかにおかしかった。
これも以前述べた心の問題だったと思う。
どこかに油断した心があったと思う。
凡ミスをするような選手ではないはずなのに。

ポルトゲーザは引き分けでもセリエA1に昇格できるという状況もあり、守りきってセリエA1に再び昇格した。

この試合のサッカーはところどころに魅せるプレーがあり、それ以外はとてもシンプルであった。
サンジョゼの選手と練習した時、うまいしテクニックもあった。
しかし、監督の要求する練習内容はほとんどがツータッチ。
レギュラーでやってる選手は特に精度が高かった。
そしてテンポや飛び出しが早い。
足が特別長くなくたって一瞬の速さでボールに触ることができる。
一瞬の早さで球際を争う。
違いを感じたのは、速さとツータッチの精度。

それがこの試合でも出ていた。

しかし、結果が分かってから言うのもなんだけど、怪我や累積での欠場があったのもあるけれど、体の使い方や、人数を考えた試合運びなど、結果は同点だけどところどころに差はあったと思う。
これも選手・スタッフ・関係者含め最近までA1にいた経験の差なのかなとも思ったりした。
知ってる選手もいて情もあるけどセリエA1に相応しいのはやっぱりポルトゲーザだった。

結局サンジョゼは昇格できなかったが、何人かの選手はA1のチームに誘われているというニュースを聞いて、とても刺激になった。
ブラジルは本当に監督・選手の流れが激しい。
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城田匠の「夢を見ているだけでは」

今日は、またダマスコの試合の事を書きます。
まず、今日はナポレオンがビデオを撮ってくれると言っていたし、偉い人も結構来てたし、その前の試合でとても悔しい負け方もしてたし、いつもより気合いも入っていた。緊張もしていた。

試合が始まる前に自分に何度もいい聞かせた。そして試合が始まって二分くらいに、こぼれ球を自分が拾って、サイドからドリブルで仕掛けて行って、二人交わしてシュートという所で、相手に後ろから足をかけられファールになった。そして相手はいきなりイエローカードをもらった。
そこで感じたのは、今日は荒い試合になるなと感じた。結局そのフリーキックは得点にはつながらなかった。でもチームに勢いはでた。それで十分くらいに味方のアタッキがこぼれに反応して得点しました。
そのあと何度か危ない場面があったけどなんとか点を取られずに前半を終えた。でも自分的には目立ったミスが多く気分がよくなかった。でも後半にはミスをしないようにしようと気持ちを立て直した。でもやっぱり後半も何度かミスがあったあと、自分の中で得点して結果を残したいというのもあって焦ってしまって、周りが見えなくなっていた。でも何度か自分のイメージ通りのプレーもできた。
で、味方がファールをくらって、いい場所でフリーキックをえて、味方がそれを決めて2ー0。そしてそのあとなんとか守りきってダマスコが勝った。
試合が終わって直ぐは自分の内容がよくなかったから気持ちよくなかったけど、後から考えたら自分の評価をなしとして、チームとしては点を取ってそれを守りきって気持ちいい勝ち方だったなーと思った。このままチームが勢いに乗れればいいな。
ダマスコが上に上がれば上がるほど、自分のアピールにもなるしプラスにもなるからこのまま勝ち続ける。
課題は、『勝利』
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2007年06月06日

与那覇槙也の「ブラジルから頑張ってますよ〜!」

ここブラジルに来て一ヵ月たったころに、やっと・やっとで、登録ができました!待ちすぎて登録が終わった頃には、嬉しいと言うよりか、もう、どうでもよくなっていた!
そして、その週の試合に行くメンバー、十五人中の一人に選ばれた。

対戦相手は、ウニオン・スザノでした!前半の始めは、僕達のチーム、CAJが一点先取して、優勢にたった!でも、守備が甘いために何度も危ない場面が続いた!そのために、前半ラスト一分で追い付かれた!
更衣室で選手どうしで、言い争っていた!その内容がまた幼稚だった、お前が悪いだの、パスが回ってこないだのと、ディフェンス陣とオフェンス陣で分かれた!それを、監督がなんとかしずめた!後半、CAJが一点決めてなんとか逃げ切りました!

僕が見た限りでは、かなり弱いチームで、パスはよく回っていた、だけど相手のゴールに向かってのパスではなく、後ろでただ繋いでいるだけだった!それじゃ、全然、恐くない!時折、ゴール近くまで、パスを繋いでいくが決定力がないために、入らない!最大のチャンス、PKも外した!最低だなと思った。それでも、試合に出れなかった!帰りのバスでは、自分の気持ちを隠し、喋っていた!かなりショックだった。でも、もう、過ぎた事だと気持ちを切り替えて、来週の試合に出れるようにやるしかないと思った。ここで、いつまでも、躓いてはいられない、今は、ただ進んでいくだけだ!そう思いました!
posted by COJBブラジル部門 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(1) | ブラジルサッカー事情 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月31日

大滝徹のブラジル日記・最終回「Nao acabar nada」

帰る日がやって来た。
この2年間は失敗の繰り返しだった。
でもその事が全てが挑戦した結果なので得たものは沢山ある。
2年間の集大成を今居るCAJで証明しようとしたが、退場をくらってから結局一度も出れなかった。
お前は帰るからもう試合には使わないと監督から言われ、「何でだ、調子のいい俺を使え」と話し合ったが逆に関係は悪くなった。
これも挑戦した結果だからしょうがない。

面白いもので2年間の締めくくりのこの時期にブラジルは徹底して攻撃を仕掛けてきた。
それはお前は日本人でココはブラジルだといわんばかりのものだった。
自分はブラジルでの鬱憤は試合で出て晴らし、勢いを持って日本に帰ろうとイメージしていたが、逆にやられた。
ブラジルはそんなに甘い国ではなかった。
でも、ブラジルに対して2年間継続して挑戦してきたので、勝つ為にはどうやって生き、考えなければいけないのかを学んだ。
言葉には出来ないが、自分の中にある。
これを極めたい。

自分は最後にガツンとやられた。
それが悔しくてむかついてしょうがない。
この気持ちを晴らす舞台はブラジルにはなく、この気持ちと一緒にブラジルを去らなければならない。
ブラジルから「あなたよく頑張って生活しましたね、日本で活躍して下さい。」ではなく、
「てめーごちゃごちゃほざくならやって見せてみろ」
と挑戦状を叩きつけられたのと一緒だ。
これで自分のブラジルに対する思い、自分との関係がはっきりした。
これで日本でも必死になれる。

最後にとても幸せな2年間でしたありがとう。
家族のみんな、ブラジルで血のつながっている事の大切さを学ぶ事が出来ました。ありがとう。
見てくださったみなさん、ブログを書く事で気持ちを新たに自分を奮い立たせる事が出来ました。ありがとうございます。
COJBのみなさん、ブラジルは強烈でした。この経験がこれからの自分を支えていくと思います。ありがとうございました。

最後に心からありがとうございました。
俺は日本に帰ります。

大滝徹


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左から与那覇選手、城田選手、大滝徹、ブラジルスタッフ・ナポレオン、前畑選手。




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城田匠選手の試合での集合写真。
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2007年05月28日

城田匠の「夢を見ているだけでは・・」

今回は今日のダマスコというチーム(注・城田選手の所属するサンジョゼ市内のチーム)の試合での事を書こうと思います。

その試合ではメイヤをやりました。
始まったばかりの時は、なんか両チームともボールが落ち着かずあんまりチャンスも少なかった。
でも、相手がまず最初にリズムをつかんで、こっちが引いてしまっていたのもあるが何度も危ない場面があった。
でもどうにか前半は終えられた。
後半になってこっちのチームがどんどんプレスしていったら、こっちのチームに流れが向いてきて、監督にどんどんシュートを打っていけと言われたので、自分がミドルシュートを打ったけれどゴレイロが弾いて、それを味方がシュートして決まりました。

その試合は難しい試合だったためかそこで何か気持ちに隙ができてしまっていた。
そして笛が鳴って五分もたたないうちに一点を返され、そしたらこっちが点を返そうとまえがかりになってしまってカウンターをくらってしまった。
そして試合はそのまま終わってしまった。

とても悔しかった。
ボロ負けの試合も悔しいけど、勝てた試合に負けた時の悔しさはなんかそれをこすものがあった。
もう絶対負けたくないと思った。

あんな試合ニ度としたくない。
だけどこれをバネにしてもっとうまくなる。

文章を書くのがあまり上手くないので伝わりにくいかもしれませんが、これからもいろいろ書いていくのでよろしくお願いします。
posted by COJBブラジル部門 at 15:24| Comment(1) | TrackBack(2) | ブラジルサッカー事情 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

前畑裕紀の「プロとはなんぞや」

先日僕が住んでいるサンジョゼ市の、セリエA2に所属するサンジョゼというチームの試合を観戦しに行った。
試合前の大雨も重なって満員とまではいかなかったが、雨をしのげる場所だけみれば超満員だった。
セリエA1への昇格をかけた試合であり、大会のホーム最終戦ということもあって選手・観客の意気込みはすごかった!
雨で濡れたピッチで選手達はユニフォームを汚してサッカーをしていた。
ところところで見せる体の使い方も、どちらのチームもさすがだった。
観客の後押しもすごかった。
サンジョゼの選手がドリブルを阻止する度、ファウルを受ける度、シュートを打ちゴールに迫る度に相当な迫力で応援していた。

もう雰囲気が日本とは違いすぎた。
花火や爆竹みたいなのものもあって、異様な雰囲気だった。

サンジョゼの選手はただでさえ気持ちが入っていたのに、その後押しもあって気持ちが乗っていた。
体は張るし、前に出る勢いも凄かった。

試合から少し離れるけど、気持ちがプレーに影響するって理屈じゃなく本当だと思う。
ある本ではそれを集中力の問題と言っていた。
例えばリフティングが百回できるようになった人は、集中力次第で既に、千回・二千回できる技術はあると。
まぐれで百回なんてそうはできないはず。
技術はある。
じゃああとは何が足りないのって考えると確かにそうじゃないかと思う。
COJBでは、技術・体力はもちろんだけど、そこを凄く学んだと、この試合を通じて改めて思い出させられた。
気持ちが入ってるか入ってないかなんて対峙したらすぐ分かる。
もし、自分に気持ちが入ってないと気持ちが入ったやつと対峙した時、実感させられる。
そんな軽いプレーしてたらブラジル人は許さない。
そんな気持ちでブラジル人と対峙したら怪我するのが目にみえてる。
技術あっての気持ちだけど、『そんなの関係ない。技術だけ磨いてればいいよ』なんて思ってた時期もあった。
けど、COJBそしてブラジルで感じたことは技術を生かすのも、体のコンディションはもちろん、心のコンディションも大事だと強く感じさせられました。

気付かせてくれた人達に感謝しています。

いつもその気持ちを忘れず練習します。

心技体というけれど、なぜ最初に心なのか考えたりしたことありませんか?
語呂がいいからなんでしょうかね?

長くなったので、試合のことはまた次回書きますね。
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2007年05月15日

与那覇慎也の「ブラジルから頑張ってますよ〜」

監督が、こんな事を僕達に言っていた!
「普段の生活態度が、そのままCAMPO(グランド)の中に出る」と!
僕も、そうだと思った!

何年か前に、ブラジルで一緒に生活していた人が僕に教えてくれた!
「お前の生活態度がそのままCAMPOに出る」と。
それから、変えてみた!
その時は、あまり実感が湧かなかった。
でも続ける事に意味があると思って、続けた!

そしたら、最近、他の人を見ていて分かった!
本当に影響している事が。
だらだら生活してたらそうなり、きちっとしてたら、そうなる!

後は、その人次第になってくる!
その人が、どれくらいの意識を持って、どこまでのレベルを目指すかによって、一人一人違ってくる。
どうせ上を目指すなら、やっぱり世界で通用する選手を目指そう!

そしたら、自然と目標、意識が高くなる。
別に、そこまで届かなくたっていい!
ただ、やる事に意味があると言う事を忘れないで欲しいです!
そしたらいつか役に立つ日が来るはずです!
だから、今は何も考えずにがむしゃらに突き進んでいくしかないんです!

これをみてくださった皆さん、また、応援してくれている皆さんに感謝します!

与那覇 慎也
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2007年05月13日

大滝徹のブラジル日記「Paciencia total」

先週の試合は対forca戦でレッドカードをもらったので、出場する事が出来なかった。
forca戦ではOSASCOよりボールに絡んだ回数が増えたので、自分が試合のリズムに慣れてきたことを感じていた。
引き分けはしたが、チームもだんだん固まってきて、調子が上がっていた所で自分の一発退場。
futebolの一部分とはいえ、ブラジルの公式戦でまさか自分がくらうとは予想だにしなかった。

レギュラーを掴むまでにとても多くの事があり、やっとたどり着いて、あとはどこまで登れるかと思っていただけに、受け入れることは容易ではなかった。
ただ後悔はしていない。
とにかく人一倍走り、必死に身体を張らないと次の試合には出れない。
カードを気にしてjogaはできない。
だからしょうがない。
今回の事で又強烈な思いをしたし、そこから学んだことは大きい。
全ては経験だ。

それに海外のプロ公式戦でレッドカードをもらうやつもそうはいないと思う。
カンポから更衣室に戻る時、観客の前を歩かなくてはいけなく、奴らは汚い言葉で自分を笑いものにしたが、自分の事を知らない人に何を言われても別にいいやと感じた。
ただ、しっかり前を見て戻ろうと思っていた。
これも本当に貴重な経験だと思う。

しかし、これで自分は貴重な出場チャンスを自分で失った。
だからしっかり反省もした。
自分が出れなかった試合(対Jacarei)は0-1で負けてしまい、それに伴いチームはフェルナンド(監督)を解任、新しい監督にコーチだったディジャイーが就任した。
ゴレイロもクビになり、23歳以上が3人しか使えないのが実質二人になった。
今週の試合にその二つの枠をFWとDFにまわすみたいだ。

自分が出て、チームが安定する、良くなるじゃ足りない。
自分のゴールでチームが勝利する。
これ以外自分の居場所を確保できる方法はない。
それを出場した3試合で達成できなかった自分が悪い。
だから今週の試合に出れない。
それだけだ。

このチームに来て沢山の事が起こったが、自分の状況が楽になる出来事は一つもなかった。
全て自分に負荷となっている。
こんな事は今まで一度もなかった。
自分でもびっくりだ!!
でもそれが何であろうと乗り越えないと夢にはたどり着かない。
もっと強くなるチャンスが次々と降ってきている。
あと3週間残された試合は今週を含め三つ。
胸張って帰りたい。
徹底的に闘ってやる。

大滝徹
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2007年05月08日

●城田匠の「夢を見ているだけでは・・。」

今日は、15〜18歳のカテゴリーのチームの練習に参加しました。
そこで感じた事を伝えたいと思います!

まず最初に感じたのが激しさをとても感じました。
日本でこの年代なら試合でファールは数えられるぐらいですが、ここでは2〜3分には、1〜2回というようにこの年代から意識が強いなと感じました。

次に感じたのは、一歩がとても早いのと、伸びるなと感じました!
日本の感覚でパスを出すと、簡単にパスカットをされてしまいます。

そこで、COJBで学んだファーストタッチで相手をかわすというのをしてからパスを出すなど色々工夫していったら、ボールも回るようになったしボールも回ってくるようになりました!

他には、ただの練習なのに見ている人がたくさんいて、ビックリしました!

ブラジルの人達は、皆明るいのですぐにとけこめました。
こっちに来てからは、色々学ぶ事ばかりです。
今、自分は良い経験をしています。

これからも色々な事を書いていくので、よろしくお願いします。



城田匠
■プロフィール:1992年生まれ。
posted by COJBブラジル部門 at 16:22| Comment(0) | TrackBack(0) | ブラジルサッカー事情 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月28日

前畑裕紀の「プロとはなんぞや」

こんにちは。ブラジルのサンパウロ州セリエBのクラブ『アトレチコ・ジョゼンセ』でプロとしてプレーしている前畑裕紀といいます。
今回こういう機会をいただいて皆さんに、ブラジルのプロとはどんなものか、自分の目で見て体感したこと、ブラジル人の言動等を伝えることができれば光栄です。
よろしくお願いします。

以前自分は研修生としてCAJ(チーム名の略省)のジュニオール(20歳以下)しか経験してなく、プロというものはどんなものか体感しているところです。

研修生という立場はそれはそれでいい経験になるし、レベルアップになると思いました。
サンパウロ州にだけでも、たくさんの日本・中国・韓国等の研修生がいる。ただ自分が研修生としてやって感じたのは研修生は結局は公式戦になればただの傍観者。 ただのレギュラー組のいい実戦相手にしかなれない。
下手すれば紅白戦にすらでれない。
いいプレーをしたって結局はレギュラー争いに絡めない。
ここでは自分の甘さがさらけ出される。
特に精神面で。

でもそこで腐ることなくプレーし続けることが大事だと思う。
言い訳なんてしてはいけない。
そんな言い訳なんてしないでブラジル人に立ち向かっている日本人がブラジルにたくさんいることを願います。

自分はそういう時期を過ごして、周りの素晴らしい環境にも恵まれたおかげで、今プロの試合に出れる位置にまでこれた。

日本ではテスト生はあっても研修生なんて聞いたことないし、実力さえあれば絶対にでれる環境にある。
だからこそどんなカテゴリーでも言い訳せずにやってほしいと思うし、自分もそうならないといけないと思う。

まだ色んな意味でレギュラー争いに絡めてない。

ただ自分次第でレギュラーだって給料だって手に入れることはできる。
それはもちろん簡単なことではない。
けどそれができる環境にいるからには絶対に手にしないといけない。

昔にも今現在にもレギュラー・給料を手にした日本人はいるわけだから。

ブラジルに来れたこと、色々な人に感謝しています。
ブラジル人どうこうじゃなく自分に負けずに日々過ごし、活躍を報告できる日を楽しみにしていて下さい。
余談ですがポルトガル語でガンドゥーラといって日本でいうボールボーイというのがあるんですけど、日本では大体、ボーイと言うだけあって若い人がやるんですが、ブラジルではおじさんもやっていました(笑)想像できないでしょ?笑
必死にボールを拾っているおじさんを見てブラジルの面白さを感じた一時でした。


前畑裕紀
■プロフィール:1983年生まれ。
posted by COJBブラジル部門 at 20:01| Comment(2) | TrackBack(0) | ブラジルサッカー事情 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月16日

大滝徹のブラジル日記「Confiar em se proprio」

「Confiar em se proprio」

それにしてもブラジルは強烈だ。
自分のやること全てが裏目に出るのは何故だろう。
でもその甲斐あって、今回も貴重な体験をしている。

去年パウリスタBをCAJで闘った時、自分がプロ選手として足りないものを知る事が出来た。
そしてそれを得る為にミナス・SaoJoseへと舞台を移した。
そこで得たものは自分にとって大きな経験となり、息ようようでCAJに戻ってきた。
でもそこで待ち構えていたのは、開幕戦に登録されないという自分にとっては吐き気のするものだった。

パウリスタBには年齢制限があって、23歳以上の選手は3人までしか出場する事が出来ず、そのうち2人はフェルナンド(監督)の連れて来た選手で埋まってしまい、残り一つを3人の選手で争っている。
自分はその1人にもれてしまったというわけだ。

それを知った時はきつかった。
練習試合で皆との違いを証明し、それを紅白戦で継続し、人一倍走っても、グランド外のごたごたで試合に出れなくなってしまう。
なんなんだこの世界は?と気が狂いそうになった。

でもこれが普通なんだよな。
自分の目指しているプロの世界というものは。

みんな金が欲しいし、一刻も早く今居る状況から抜け出したい。
仲間よりも自分の事で精一杯だ。
でもみんながみんな抜け出せはしない。
そこで取り残された奴は散々な目にあう。
自分はこんな目には二度と遭いたくない。
では、普段からfutebol人生に対してどういった態度、考え方で取り組んでいかなければならないかを改めて考えさせられた。

ブラジルでは失敗ばかりを繰り返してきた訳だけど、そのたびに自分の成長した部分、もっと成長しなくてはいけない部分を確認してきた。
今回は、グランド外の問題があるにしろ、そういった全てを覆す絶対的な力が自分にはまだ備わっていなかったという現実から目をそらさず、それを覆す為には日々の練習で見せるしかないという強い気持ち、辛い状況でこそ粘り強く闘うのがプロの姿勢という自分の芯が揺るがなかった事に自分の成長を確認できた。
これからはこの気持ちをより強く強固なものにしていきたい。

成長しないといけないのはもっと自分を信じると言う事だ。
自分を信じられなくなったら、今までやってきたもの全てが一瞬でパーになる。
これはとても怖い。
自分の内面的な問題なので説明する事は難しいけど、自分はもっと自分を信じなくてはいけない。
これが様々なプレッシャー、困難に自分が陥った時に、自分のペースを崩さないで乗り越えていく為には必要な力だと思う。
ブラジル人と自分の決定的な差はここなんだよな。
生活水準の低い国ではそれが無いと生活できないと思う。
そこで闘い勝ち上がった人間が、世界中の国でゴールを決め、ファンを熱狂させている。
自分がそれを得る為には、今居る環境はもってこいだ。
というよりそれが出来なければ自分が辛い目に遭うだけだ。
それは二度とごめんだ。

こういったことを知っているCOJBというチームのスクール生として活動している子供達は幸せだなと思う。
又会えるのがとても楽しみだ。
自分を応援してくれている人は沢山いる。頑張ろう。

シュンビーニョはパウリスタA-1・ヒオクラーロにレンタル移籍してはやくも10番を獲得し、サントスと試合をしたが2対1で負けた。
ヒオクラーロはA-1残留を賭けて争っている。
彼はブラジルの中でも違うものを持っている。
サンパウロが彼を放出しない理由がここにいるとわかる。
でもそんな彼でも国内の認知度はないし、オリンピックのセレソンには呼ばれていない。
彼のポジションはコリンチャンスでレギュラー出場しているウィリアムというのがいるし、その隣にはサンカエターノでjogaしている奴(名前は忘れた)がいる。
そしてFWにアレッシャンドリ・パット。
自分はU-23の南米予選を見ていたが強烈だった。
そしてまだ日の目を浴びていない奴がそこら中にいる。
この国は強烈だ。
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2007年03月16日

「REI PELE(王様ペレ)」

彼らの練習場は自分が所属するサンジョゼECは名門サントスFCから選手権前の練習試合の要請を受けて試合を行った。

サントスはサンパウロ州の海沿いにある町で魚が多く獲れ都市部に比べると更に明るく好き勝手でめちゃくちゃな人が沢山いそうな感じで活気のある町だ。
チームとしてのサントスは王様ペレ、ホビーニョ(レアルマドリー)ジエゴ(ブレーメン)など数多くのクラッキ(熟練されたスター)が在籍してきたチームで現在、監督はルッシェンブルゴ、日系選手としてホドリゴ・タバタ、ゼ・ホベルト(ブラジル代表)クレーベルサンターナと戦力はトップクラスでブラジル全土のジョガドール(選手)がサントス、サンパウロ、コリンチャンス、パルメイラスと契約できることを夢見て日々闘っている。

彼らの練習場は芝生のグランドが縦に3面あり、端に室内プール、選手寮、食堂、教会、フィジカルトレーニング専用の砂浜など、選手は不自由なくFutebolに集中環境が整っていた。

試合は45分×2で一本目はお互い先発メンバーで1週間後に開幕する選手権に向けての調整試合という位置づけだった。自分の予想では圧倒的にボールを支配されるかなと思っていたけれど、五分五分だった。
プルーノ(サンジョゼの10番)は普通に目立っていた。コーナーからのこぼれ球押し込み1対0でリードし前半を終え自分は後半25分過ぎぐらいからプレーできた。後半に1点入れられ試合は1対1で引き分けで終了した。

前日から監督のトニーニョモウラ(元湘南ベルマーレ監督)ドウグラスコーチに「お前はよく選手と喧嘩するけれど、それがサントスの選手に対してどうでるか?」「ピポッカ(相手に対してびびるようなニュアンス)するか楽しみだ」と言われ、ただでさえプレッシャーがあったのに更にかけてこられたなと思っていたけれど結局自分がしなくてはならないのは相手を抜くこと、身体全体をぶち当てること、攻撃的なプレーをすることでそれを達成するためには一切を捨て集中し必死になることが大切で、それを自分で確認してから試合に入った。相手を抜くチャンスは無かったけれどぶち当ててボールを獲ることはできたので目標を立ててそのためには必要なのかを考え、それを実際の行動で示すことが出来たので次に繋がる大きな経験となった。

サントスの選手は結果の通りコンディションが出来上がっていなかったと思うが、ゼ・ホベルトは別格であった。派手なプレーは一切無かったが、身体の身のこなし囲まれた時の落ち着き方、ドミーナする方向、パススピードは派手だった。何であんなに激しい中盤でプレーしていて、身体のバランスが崩れないのか不思議でしょうがなかった。でも月に2000万円も貰っている選手の割にはこんなものか?とも思った。

自分のお手本となる選手ホドリゴ・タバタは二年前の全国選手権での活躍が認められサントスに移籍した選手で身長は170cmぐらいだが、動き回り、浮き球のスルーパスがとても巧い。引き気味のアタッカンチ(FW)なので前線に飛び出したり、ポストとなったり忙しく動いていた。

いつも見せるバスの正確さに今回は欠けていたがパスを出して直ぐに動く彼のプレースタイル、そして自分が手本にしている一番の理由である精神的な強さ、必死さ、ガムシャラさは見ることができた。
サンジョゼの選手がGKにバックパスを出した際、彼は必死に追いかけカヒ―ニョ(スライディング)
をGKに向けてぶちまかしていた。寸前のところでGKにクリアーされたが、サントスというブラジルで絶大な人気を誇るチームの10番が二部に上がったばかりのチームに対してそれをしたことに自分はプロとは何かを改めて考えさせられた。

サントスともなれば、ひっきりなしに代理人が選手を連れてきて裏金を使いその選手で試合に出そうとする。そういったFutebolの表に出ない部分と闘っている選手の姿はまさにあれだと思う。
彼のサントスでの行動は去年から見てきたし、実際代理人が連れてきたチリ人の選手に10番を奪われ途中出場がずっと続いた時期があったが、出れば結果を残していたし、競争に勝ち抜き今またレギュラーとして試合に出ている。そんな選手達を目の前で見て、対戦できたことに自分は大きなものに感じるし、情報を欲しがっている人達に伝えたい。試合の後、前から疑問に思っていたサントスとサンジョゼの選手は何が違うのか?をトニーニョをはじめとする数人の選手に聞いてみた。彼らは一様につまり
Futebolに集中できる環境があるかないかの差だと答えた。

これまでにも沢山の選手に質問してきたけれど皆一緒の答えだった。技術の違いが真っ先に挙がると思っていたら不思議と彼らにはそういった考えはなく、あれだけの環境を与えられれば何の遜色もなくプレーできると思っている。彼らは誰一人としてあの選手に自分は劣っているということを考えないし、そもそも他人と自分を比較しない。この考え方は自分には無かったしブランドに弱い日本人にはできない考え方だと思った。しかし、この考え方が試合で命取りになる。

試合後、食堂で食事をし、その豪華さに驚いた後、寮を案内して貰った。そうしている時にルッシェンブルゴ監督が前を通り過ぎ自分の部屋に消えていった。ずばりプロフェショナリズモとは何かを聞きたかったので跡をつけたけれど、管理人に阻止されてとても残念だったが、大きな経験ができたので良しとした。
最後に良いスパイクを買うことが困難なブラジルでは環境を与えてくれれば俺も出来ると皆思うかもしれないけれど自分の眼にはサントスとサンジョゼの選手の違いは「お前には負けない」といった気持ちの違いではないかなと映った。
サントスの練習場は名前がある。その名も「Rei PELE(王様ペレ)」だった。
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2006年12月11日

GK本多隆吾のブラジル日記

ゴールキーパー・本多隆吾

2006/12/4

今学んでいる事は技術。
ゴレイロのコーチにキャッチの仕方から全て聞いて教えてもらっています。
今までと全然違って学ぶ事が多く楽しいです。GKのコーチがいるってことはGKの選手にしたら本当ありがたいです。
動きを正しく矯正してくれるし、技術を見せてくれる。
自分が正しいと思っていた動きがコーチに正しい動きと、俺の間違った動きを真似て見せてもらうと違いがはっきりわかって新しい課題が発見できます。
ソサイチも週1ですが、勉強になります。
フィールドが狭くてGKのスローイングでカウンターアタックで点取れるので、常に人がどこにいるかを見るようになりました。
逆に守備では1対1が多く至近距離からシュートが多く、凄くいい練習になります。
30代や40代の人がプレーして普通に上手いのには驚きます。
どうしてそんなに動けるの?と思ってしまいます。
上手い奴なんてこの国は本当に沢山います。
やっぱりボールに沢山触っている。サッカーをする時間が多いのかな日本より。
監督もCAJではそんなに教えている感じではなく、子供の頃から積み重ねてきたものが大きい。
日本みたいに教育が整備されている訳じゃなく、小学校出たくらいの学歴しかない奴もいて、その分サッカーやる。日本ではそうはいかない。
学生の時は学業と部活の両立。しかも国からサッカーチームに金を出しているという話を聞きました。
日本と違う部分はあります。
ブラジル人は練習をしたがらないです。
特にフィジコのときは必ず遅れたり、来ない選手もいる。
そんな選手が試合に出ると活躍する。
何だこいつらと驚きます。
日本では毎日練習をしてる選手もいるかもしれませんが、練習ばかりではなく体のコンディション調整も必要。
試合で結果が出せないとやはり認めてもらえない。
試合に向けてベストなコンディションを保つのもプロの仕事。
ブラジルでは試合に臨む姿勢が日本と違う。
試合会場に向うバスの中では、楽器を叩いて大声で歌を歌ったり、ダンスをしたりと今から遊びに行く感じ。
日本だとみんな無口になって個人で音楽聴いたり、眠ったり静かだと思います。
ブラジル人はうるさいほど騒ぐ。しかし、競技場に着き服を着替えた辺りから集中していく声を出して、皆で盛り上げていく。
徐々にアップしてる間にボルテージが高くなり、アップ後のロッカールームでキリスト教の聖書の文を円陣組んで皆で大声出して唱える。
何を言っているかまだ分かりませんが、その雰囲気だけでぐっとくる。
これやると誰だって俄然やる気が出てきます。
ブラジルではどのチームもこれをやってます。
試合では皆がまとまってる。
勝利への執念がそうさせる。
みんな負けたくない、絶対勝つという気持ちが試合を見るだけで伝わってきます。
これは絶対に見習う価値がある。
皆が一つになってサッカーをする、それが出来ると試合って楽しくなるし、サッカーが楽しくなる。
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2006年11月20日

atacar

futebol areiaでブラジルは優勝した。
ヒオデジャネイロのコパカバーナという有名観光地で行われ、ブラジル代表の戦いぶりは常に放送されていた。
ブラジルの海沿いの州では、こういったプロの大会が頻繁にあるらしく、そこでもまれてきた選手は砂浜でのボールの扱い方、闘い方を熟知しているようだった。

自分は対日本戦を見る事ができたが、結果は終始圧倒され完敗。
この試合から日本(自分を含めた)と海外のfutebolの決定的な差を見る事が出来た。
それは攻撃すること。
日本はボールをキープしてもゴールに背を向けてキープし、ゴレイロにボールを返してしまう。
そしてゴレイロが前にボールを投げるというパターンをずっと繰り返していたので、見ていてとても悔しかった。
一方ブラジルはプレッシャーがかかっていても必ず前を向く。
一対一なら勝負を仕掛ける。
前が詰まっていたらボールを下げ、作り直すのだが、その時も常に狙っているのはゴールで、全ての動きはゴールする為のものだった。

futebolには勝ち負けがあり、勝つ為には点を取らなければならない。
つまり攻撃しなかったら勝てない。
日本は攻撃していなかったから負けたのは当然の結果。
futebol areiaは広さも大してないので、必然的に一対一の場面が多くなり、プレッシャーはきつい。
でもそのプレッシャーに負けて相手ゴールに背を向け、後ろにパスを戻すのは逃げるのと一緒。
それも戦術だが、日本はずっと逃げていた。
つまりは勝負を避けていた。
その点ブラジルは常に勝負を仕掛ける。
ブラジルの選手のほうが背負っているものは大きく、負けは許されない。
それを背負っていてもあれだけ攻撃する事が出来る。

一方日本は?
歴史も環境も何もかも劣っている。
徹底して攻撃できる状態にあったのはむしろ日本だったと思う。
なのになんでだろう?
自分にしてもそうで、プレッシャーがきつくなる程、勝負を避けてしまう。
相手を背負い、ドミーナをするのは簡単だ。
日本にも沢山出来る選手はいる。
でもそこから前を向いて勝負する選手となるとぐっと数が減る。
ブラジルの選手はそれを平気でやる。
futebolで何をすれば勝てるかを知っている。
そして、背負っているものを全て捨てて勝負できる強さと気楽さを彼等は持っている。
自分に足りないところだ。
ブラジルで見た日本人もみんなそうだった。
でもfutebolで勝利を収めるには、とてもとても大切な事で、これが出来なくてはならない。
日本という環境でそれを養う事が出来るだろうか?
指導者の腕の見せ所だな。

大滝徹
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2006年10月21日

大滝徹プロ奮闘記

大分間が空いてしまったけれど、まずはクラブに認めて貰わなくては話にもならないから落ち着いたらメッセージを書きたいと思い、今日またここで書けることを楽しみにしていた。

今はミナスジェライス州(全ての鉱山という意味)の小さな町「ポウゾアレーグり」市にある新しいクラブ「スウ・ミナス」にいる。このチームは今まで在籍していたチームの中で一番選手の質が高く今まで彼等の在籍していたチームはヨーロッパ、アジア、アフリカ、ブラジル国内の有名チームと様々だ。チームの監督は九州の有名高校で11年間コーチをしていたゼ・カルロスで、彼は多くのJリーガー代表選手を見てきた人間で本人もサントスで4年間プレーしていたから日本とブラジルのフッチボールの違い、日本人の文化、海外生活を知っているので自分にとっては多くのことを学ぶチャンスでありこのチームと契約できたことに感謝している。

スウ・ミナスは小さな田舎町のチームなのにひきりなしに選手がテストを受けに来て選手の出入りが激しい。そして皆巧い。こんな田舎町のチームでさえ選手が行ったり来たりしていてこれがブラジル全土で起きているのだからブラジルのプロ選手の多さ、チームの多さは計り知れない。
自分もテスト生として見て貰っていたので選手が来る度に神経を尖らせ、その選手がテスト不合格で帰っていく度にホッとしていた。今では出入りも少し落ち着きチームは次のリーグ戦に向けて、正念場を迎えている。10/19現在4チーム中3位で残り2試合を2勝か1勝1分けなら次のリーグに進める。
負ければ皆、その時点で職を失うことになる。自分はこのチームで学びたいことが山ほどあるので何としても勝利し次のリーグに進みたい。
同じポジションの奴が累積で緊張感のある大一番の試合のメンバーに入れそうなので今はワクワクしている。前に在籍していたチーム(CAJ)で色々経験し、そこから何も考えず全て雑念を捨て、挑戦し、一生懸命やるだけだということを学び、今までやってきた。ゼ・カルロスもミーティングの時に「失敗しようが何しょうが最後まで走り、挑戦し、どんな時でも与えられた仕事に全力を尽くすのがプロだ」と吠えていた。
彼はブラジル人だけど、日本での生活もあってかとても真面目な人間で日本人が大切にしている価値観を持っている気がする。仕事には真面目に取り組み、時間を守り、身なりをきちっとしていて、チームに関っている配慮も忘れない。日本での生活や高校生の話などを彼から聞いた時も「私は彼らに学ばせて貰いました」といっていたので謙虚な姿勢も彼から感じることができた。

そしてブラジル人らしく、真面目な堅い話の後はジョークを入れる彼等の気楽さ、こういった日本とブラジルそれぞれの良いところをバランスよく持っている姿は自分の目指している姿でもあるので彼らにもっと学びたい。そのためにも今週の試合で勝利し、自分の力で自分の道を切り開きたい。
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2006年08月07日

大滝徹のブラジル日記

「Futebol」

このチームでは、自分がプロの世界で生活するには精神的に弱すぎると言う事を学ばされた。
朝起きてすぐ、練習でアピールする為の勝負が始まり、最初はそれについていけなく、無駄な所に無駄な力を使って、勝手に1人で空まわっていた。
それは前半25分で交代させられるという結果が証明している。

でも、自分はそこから彼らに学ぼうと思い、彼らの中に飛び込んでいった。
そうしたら自分の技術より精神的な面での弱さを皆が指摘してくれたので、自分はそこを強化するために、より一層練習での彼らを見るように努めた。
そして、精神面で自分と彼らとの違いが沢山ある事がわかった。
その中で、特に自分に足りなかったのは、全てを捨てて闘うことだった。

日本という環境で「闘う」という気持ちは育つだろうか?
ブラジルは貧富の差が世界で最も激しい国の4番目に位置している。
そんな国でよりよい生活、お金を得たければ、単純に人と闘い勝利しなければならない。
そういった環境がブラジル人の闘争心を育て、そこで勝ちあがった人間が安定した生活を送る事が出来る。
futebolとなればなおさら、そういった人間が集まり、体と体をぶつけ合うので、よりはっきり闘争心が伺える。
そんな環境に入り込んだのだから勉強にならないはずがない。
自分はfutebolの国でfutebolで勝利する為に一番必要となるもの、全ての基礎は闘争心、futebolは闘いだということを学び、昔、ラモス・ルイが「サッカーは戦争」だと言っていたのを笑っていたが、あれは真面目な話で、理解できないうちは日本が世界大会で勝利する事は出来ないと思う。

これ等に関連する事を沢山学び、彼らと闘う事で自分に力が付いたし、プロ選手以前に、一人の人間としてしっかりと人生を生きていけると思う。
なので、futebolで生活したのであれば、是非ブラジル人を見て欲しい。
自分はこのチームでのシーズンが終わり、これからどこで闘えるのか分からないけど。もっともっと強い人間と闘い勝利したい。
もっともっと彼等にfutebolを通じていろんなものを学びたい。
そして、最後に今まで見てくださっっていた人達にお礼を言いたい。
COJBの代表、(自分の)家族との電話で、いろんな方が見て応援してくださって、名前もしっかり聞いてました。
自分は感謝の気持ちを試合でゴールし、勝利を収める事で表したかったけど、それが達成できなくて、悔しいし、申し訳ないです。
もっともっと勉強します。

見てくださった全ての方に有難うございました。

大滝徹
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2006年07月25日

大滝選手、1試合目に続いて好調キープ

アトレチコ・ジョゼエンセ(CAJ)に所属するCOJBの大滝選手が前節もレギュラー出場で好調をキープした。

CAJはこの度、サンパウロFCから鹿島に加入したダ・シルバ(シュンビーニョー)もCOJBが16歳の頃から眼をつけて輩出してきた選手の1人。
日本では知名度は無いが、面白い選手を輩出している。

大滝選手、ようやくブラジルの空気を吸い始めた様子だ。自分の日記でもコメントしていたように、練習や練習試合では活躍できても、公式戦の本番で今ひとつ結果が出せずにいた同選手だが、チームメイトに刺激を受けたりして自らの弱さを克服してきているようだ。あとCAJでのプレーは僅か一節のみ。今後の行方が気になる。収録してきた試合をチームに売り込み、果たして興味を持ってくれるチームがあるかで同選手のブラジルでの継続が決定していく模様。

CAJのナンバー10を獲得したが、時は既に終了間際。フル出場の経験は選手にとっては最高のアピールの場になる。
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2006年07月03日

大滝選手マン・オブ・ザ・マッチ!!

チームは2−2で引き分けるが、大滝選手はMVPに値する試合をしたと現地から情報が入ってきた。前回の試合は日記、現地からの情報によると出来は全く良くなかったときいたが、いよいよ自分の中で吹っ切れたのかもしれない。
この試合の収録を基に移籍チームへの売り込みを始める。ブラジル生き残りをかけてアピールしている。
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2006年05月25日

ブラジルは簡単ではない。

大滝選手、初戦のチャンスを活かせなかった。チームも3−0で完敗。彼自身も前半30分で交代となった。本人のコメントは「全く駄目でした」ということであった。
セリエBとはいえそう甘くないのがサッカー大国のレベル。ブラジルの空気を吸い始めたばかりという感じだ。
勿論、本人は納得していない。このままでは日本に帰国できないと悔しがっていた。しかし、自分のことを獲ってくれるクラブがなければ仕方ない。

もっとブラジルのプロの空気を吸い続けたい気持ちは判る。独特の雰囲気、試合感覚、やはり練習試合と公式戦では訳が違う。公式戦の雰囲気になれるにはまずチームでレギュラーを確保しなくてはならない。そして一度掴んだチャンスは絶対に逃してはならない。何故なら、監督は何度もチャンスをくれない。
監督の立場、3試合連続で負ければ自分の職も失うことになってしまうからだ。

だから自分の信用した選手しか使わなくなる。だから一度のチャンスを活かさないといけない。そして得点して、チームを勝たせると監督の首は繋がる。その選手のお陰で。選手はたくさん監督に借りを作ることなんだ。
借りを作っておくと、監督が違うチームへ移るとき一緒に連れて行ってくれる場合があるのだ。クラブに推薦してくれるのだ。

ブラジルでのサッカーの「やり方」を覚えるには時間が必要。例えJリーグの日本人プレーヤーが来ても簡単にはいいプレーはできないよ。恐らく。
日本とかってが違うから。海外でプレーしていた日本人プレーヤーだって日本では点を量産できても海外では点獲れないでしょ?
ヨーロッパではほとんどチャンスを貰えなかった選手、出場しても点を獲れなかった選手がJに復帰したとたんに点を獲っていた。
違うんだよ、やはりかってが。

大滝選手、今後の進路の決断が迫られている。できればもっとブラジルでプロを味わって欲しいものだよ。
posted by COJBブラジル部門 at 01:39| Comment(0) | TrackBack(0) | ブラジルサッカー事情 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする